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ソーシャルリクルーティングとは?SNSで採用を成功させる5ポイント

   採用担当の女性
ソーシャルリクルーティングとは、SNSを活用した採用手法のことを言います。

 

ソーシャルリクルーティングは、2010年頃から始まっていましたが導入していたのは一部の企業だけでした。しかし近年、SNSが普及したことにより注目されてきており、今後より多くの企業が導入していくことが予想されます。

 

今回は、ソーシャルリクルーティングとは?SNSで採用を成功させる5ポイントをご紹介します。

 

ソーシャルリクルーティングとは?

ソーシャルリクルーティングとは、フェイスブックやツイッター、ユーチューブなどSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用した採用手法のことを言います。

 

日本でのSNSの普及率80%以上にも関わらず、ソーシャルリクルーティングを行っているのは一部の企業だけでしかないのが現状です。

 

ソーシャルリクルーティングの主な流れ

  1. 企業がSNSに、コンテンツや求人募集を投稿
  2. 投稿を見て、興味を持ったもしくは、企業が求めるに人材にアプローチ

 

なぜSNSで採用?

SNSは日本での普及率が80%以上あり、日常の一部となっています。SNSを採用に活用することで求職者の日常に近づき、気軽なコミニュケーションが取れるようになります。

 

ソーシャルリクルーティングは、採用するまでに双方が十分なコミュニケーションがとれ、お互いに理解を深め合うことで、採用後に「求めていた人材ではなかった」「社風に合わなかった」などのミスマッチを防げることが最大の利点です。

 

そして、SNSは求職活動が活発な20代のSNS利用率が100%になります。しかも、SNSは無料で簡単、制限なしに情報発信ができるとなれば、活用しない手はないですよね。

 

ソーシャルリクルーティングは従来の採用手法と違い、「待ち」の姿勢ではなく「攻め」の姿勢で求職者へアプローチしていきます。アプローチの方法も電話やメールでなく、SNS内で出来るので採用までスピーディーに持っていくことが可能になります。

 

現代の日本では、人口減少による人手不足が深刻な問題になっており、人手不足が原因で倒産してしまう会社も少なくありません。経営は人材確保がとても重要なので、ソーシャルリクルーティングの導入で採用の幅を広げていく必要があります。

 

「ソーシャルリクルーティング」と「ダイレクトリクルーティング」の違い

「ソーシャルリクルーティング」と「ダイレクトリクルーティング」は、同じ意味で使われる場合もありますが、それぞれ2つは違う意味があります。

 

  • ダイレクトリクルーティング: さまざまな手法で求職者にアプローチ
  • ソーシャルリクルーティング: SNSを活用して求職者にアプローチ

SNSを活用したダイレクトリクルーティングをソーシャルリクルーティングと呼ぶのが正しいでしょう。

 

ソーシャルリクルーティングのメリット

ソーシャルリクルーティングのメリットを見ていきましょう。

 

双方のコミニュケーションが取れる

SNSは双方のコミュニケーションが気軽にとれるので、企業と求職者が「質疑応答をする」「連絡を取る」ことのハードルをグッと下げてくれるでしょう。

 

そして、面接前までに接点回数を重ねることでお互いに理解を深めてスムーズな採用が期待できます。

 

SNSを求職活動に活用している人は、情報収集や人とのつながりも重視しているのでスキルにも期待できるでしょう。

 

ブランドイメージを伝えやすい

SNSで「会社の業務」や「働いている社員の様子」を投稿することで、ホームページや求人広告では伝えきれない雰囲気を伝えることができます。

 

また、社内の「良い取り組み」や「魅力」をSNSに投稿していくことは、企業のイメージアップにもつながります。

 

求職者が入社前に企業を理解することで、入社後に「思っていた仕事ではなかった」「社風が合わなかった」などから来る離職率も減らせるでしょう。

 

情報分析ができる

ソーシャルリクルーティングでは情報発信だけでなく、企業側からも求職者のSNS情報を見ることができます。

 

面接では見極めるのが難しい人柄やスキルも、選考の前段階としてSNS情報を活用すれば、面接までの時間を減らせるでしょう。


SNSで発信した情報を見た求職者の興味も数字で分析ができるので、よりターゲットに響く情報発信にしていくことができます。

 

コストが安い

ソーシャルリクルーティングは、SNSのアカウントと担当者さえ決めれば、無料で始めることができます。

 

従来の求人広告では、広告費、広告出来る範囲も限られており、メールや電話でのやり取り、選考のために人件費も掛かってしまいます。

SNSは従来の採用手法と違い、ターゲットを自由に決めれる全国メディア。しかも、無料で発信できる上に情報に制限がないSNSのコストパフォーマンスは非常に高いです。

 

ソーシャルリクルーティングのデメリット

ソーシャルリクルーティングのデメリットを見ていきましょう。

 

定期更新する労力

SNSは情報を発信し続けなければ、求職者の目に触れる機会が減り、気づいてもらえなくなります。定期更新を続けるにはコンテンツを作成し続ける労力が必要になるでしょう。また、コメント返信やアカウントの運用をしていくために時間もかかります。

 

炎上・情報漏えいの危険性

SNSの最大の強みは全国・全世界への情報拡散ですが、軽率な発言や悪い印象、情報漏えいも拡散してしまいます。企業にとって良くない情報が拡散され反響が起こる現象を「炎上」と言います。SNSに限らずにインターネットでは情報もどこまでも広がってしまいますので、ソーシャルリクルーティングをしていく上で「炎上」には注意する必要があります。

 

情報の信憑性

SNS上の求職者は、企業からSNS情報を見られることを意識して、見られたくない投稿を削除する場合も考えられます。SNS情報が正しいか判断することが必要です。企業側はSNSを投稿する上で、表面的な投稿ばかりでは「本当に良い企業なのだろうか」と求職者が不信に思うことも忘れずに情報発信をしましょう。

 

ソーシャルリクルーティングに使われるSNSの種類と特徴

ソーシャルリクルーティングに使われている主なSNSの特徴をご紹介します。

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • Line
  • その他

 

Twitter

ツイッターは、投稿者のリアルタイムの情報を時系列に文章や画像をつけて投稿することができます。ツイッターに投稿することを「ツイート」、気に入った投稿には「いいね」をしたり、相手の投稿を引用する「リツイート」機能が特徴です。しかし、一度の発信できる文字が140文字までなので工夫が必要です。アクティブユーザーは4500万人で、10~20代の利用者が多いです。日本ではユーザー数が2位のSNSになります。

 

ツイッターをソーシャルリクルーティングに利用する場合は、業務の現場や社内イベントやお知らせなど、リアルタイムの最新情報幅広い求職者へ向けて発信していくのが良いでしょう。

 

Facebook

フェイスブックは他のSNSと同じく、文章や写真の投稿が主な機能ですが、文字数制限は6万文字と圧倒的に多く、さまざまな使い方ができます。アクティブユーザーは2600万人で、20代~30代の利用者が多いです。

 

フェイスブックは、実名登録が必要なのでビジネスの場面で利用されるSNSです。実名登録で人材の質が高い特徴があります。ユルくしすぎないようブランドイメージの発信や求人告知をしていくのが良いでしょう。

 

Instagram

インスタグラムは、写真の投稿に特化したSNSで、視覚的に情報を発信することが特徴です。文字数制限は2200文字ですが、写真を見せることが主な使い方なので十分と言えるでしょう。アクティブユーザーは3300万人で、20代~30代の利用者が多く、女性に人気のSNSです。日本ではユーザー数が3位のSNSになります。

 

インスタグラムの利用者は20代が多いので、社内の楽しそうな写真やオシャレな写真を投稿し、新卒採用に利用するのが良いでしょう。女性を中心にデザイン系や販売系の募集向いています。

 

YouTube

ユーチューブは、動画に特化したSNSです。投稿できる動画の長さは数10秒~12時間で、動画の内容は「趣味」から「企業宣伝」などさまざまな目的に利用できます。アクティブユーザーは6200万で、年齢層は10~20代が多いです。

 

動画では多くの情報を伝えることができますが、「面白いコンテンツ」か「役に立つコンテンツ」でなければ動画を最後まで見てもらえなく、コンテンツの作成にも時間と工夫が必要です。そのぶんうまく行けば、SNSの中でも影響力は大きいので、会社の魅力を存分に伝えることができます。

 

LINE

ラインは、1対1もしくは、グループでのリアルタイムチャット機能が特徴です。企業ではラインを「Q&A」や「顧客サポート」にも活用することもできます。一度に配信できる文字も1万文字と十分にあります。アクティブユーザーは8400万人で、年齢層は20~60代と幅広い年代が利用している、日本ではユーザーが1位のSNSになります。

 

ラインで情報発信するにはユーザーに企業アカウントを登録してもらわなければいけませんが、登録さえしてもらえれば距離感を縮めて求職者へアプローチができます。

 

その他のSNS

上記でご紹介した以外にも「Tiktok」、「Linkedln」、「Wantedly」など数多くのSNSがありますので、余力があれば複数の運用が理想的です。

 

ソーシャルリクルーティングの始め方

ソーシャルリクルーティングの始め方をご紹介します。

 

ターゲット・目的を決める

ソーシャルリクルーティングの目的はもちろん採用になりますが、SNSをうまく運用していくことでイメージアップも狙えるでしょう。

 

まずはターゲットを明確しないと成果が出ません。SNSへの投稿内容がブレないためにも、はじめにターゲットを明確にします。

 

  • アルバイト・パート採用
  • 新卒採用
  • 中途採用

 

運用するSNSを決める

ターゲットと企業の発信したい情報に合わせたSNSを選ぶ必要があります。

 

複数のSNSの運用をする場合には、投稿を同時配信なのか、各SNSに合わせたアプローチにするのかを決める必要があります。

 

  • ターゲットの年代に合わせたSNS
  • 企業の魅力が伝えやすいSNS

 

SNS運用ルールを決める

運用するSNSを決めたら、SNSに「どんな投稿をしてはいけないか」ルールを決めることが大切です。

 

SNSで発信した情報は不特定多数に見られることを意識し、「炎上」や「情報漏えい」に気を付けなければいけません。また、宣伝をする際には求職者にうるさく思われない程度に抑えましょう。

 

  • 更新の頻度
  • 返信対応の時間
  • 投稿の方針

 

コンテンツの内容

コンテンツの内容はターゲットとSNSの特徴に合わせたを投稿します。決めた運用ルール内で、可能な限り企業のありのままの姿を投稿していくことが望ましいでしょう。

 

  • 現場や仕事内容
  • 社内イベント
  • 入社〇年目の社員の声
  • 内定者の声
  • 社員の休み時間やプライベート

 

選考

自社に興味を持ってくれた人材や気になる人材のSNSプロフィールや投稿なども見て求めている人材に近いことを確認します。

 

ただ、SNSでの情報はあくまで参考程度までに活用するのが良いでしょう。そして、一方的なアプローチになりすぎないようにして、ソーシャルリクルーティングの強みである双方のコミュニケーションを活かしましょう。

 

ソーシャルリクルーティングを成功させる5つポイント

ソーシャルリクルーティングを成功させるポイントをご紹介します。

 

定期更新を続ける

定期更新を決めた場合は、必ず更新日を守りましょう更新頻度が多いとSNSでたくさんのユーザーに見てもらえる可能性が高まることと、更新日が決まっていると求職者も情報を見つけやすくなります。逆に決めた定期更新を守っていないと企業のイメージダウンにつながってしまいます。

 

方向性を持つ

自社のどの部分を伝えたいのか、どのような人材に来てほしいのか明確にしましょう。だからとルールを厳しくしすぎては堅苦しい印象になってしまいますので、可能な限りありのままの投稿が望ましいです。固くなりすぎない気軽なコミュニケーションがSNSの強みです。

 

SNSを連携させる

運用するSNSは特別な理由がない限りは一つに絞らず複数に投稿するのが良いです。なぜなら、ユーザーによってはツイッターは見るけどインスタグラムは見ていない場合があるので、可能であれば複数のSNS運用をしていきましょう。

 

SNSの投稿を分析をする

SNSには投稿したコンテンツがどのくらいの人数に見られたか、そのうち何人がクリックしたのかを数字で見ることができます。SNSをただ更新するのではなく、情報をより広く拡散する方法と、ターゲットとした求職者が反応してくれる投稿にするため分析をし、投稿に反映させていきましょう。

 

SNS広告を出す

より情報を拡散させる方法として「SNS広告」という機能があります。SNS広告はSNS上で性別や年齢など特定のユーザーに絞って静止画や動画、SNSの投稿を表示することができます。SNS広告は料金がかかりますが、短期間で成果を出すことができるでしょう。

 

ソーシャルリクルーティングの活用事例

ソーシャルリクルーティングの活用事例をご紹介します。

 

アイティメディア株式会社

アイティメディア株式会社はツイッターを中心に人材にアプローチを始め、フォロワーとなった572名のうち263名がエントリーという結果を出しました。その後は求める人材に合わせてフェイスブックにシフトしてソーシャルリクルーティングに力を入れています。

 

講談社

講談社は主にツイッターで募集の告知やインターンの様子を紹介しています。講談社の担当者は、顔文字や記号も使っており、時には漫画家からの面接応援イラストも紹介しており、親しみやすい雰囲気と講談社らしいアカウントとなっています。

 

NTTドコモ

Facebookに専用ページを用意しており、社員の声や企業の魅力を伝えるコンテンツを更新しています。また、Facebook限定Liveセミナーを開催しており、企業を知るだけでなくリアルタイムでコミュニケーションがとれるイベントを開催しています。

 

スターバックス

フェイスブックに採用ページを用意し、世界中のスターバックス社員の働いている楽しそうな、オシャレな日常を投稿しています。また、動画では社員が出勤からドリンクを出すまでを紹介しており、ストーリーを通して求職者がどのような仕事なのかを知ることができます。スターバックスでは他にもツイッターやユーチューブなど複数のSNSを運用しています。

 

まとめ

いかがでしたか。
今回は、ソーシャルリクルーティングとは?SNSで採用を成功させるポイントをご紹介しました。

 

日本では、まだソーシャルリクルーティングは一般的ではありませんが、SNSの採用に活用することで成果を出すことができます。人口減少による人手不足の問題がある現代でこそ、ソーシャルリクルーティングをいち早く導入し、人材確保の幅を広くしていく必要があるでしょう。

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